1.参加状況 講演会参加者総数は50名(講師・アドバイザーを含んで53名) ・その84%が当事者(3名)および家族(39名) 家族の内、家族会加入者28名(こすもす会18名、君津共励会3名、木
更津つくし会6名、袖ヶ浦さつき会1名) ・その他に医療関係者2名、福祉・行政関係者6名
2.アンケート集計結果の要約(回答数38、回収率76%) ACTの理念や実際の姿について、87%が「よく」〜「ある程度」理解でき
たと回答。 ACTがめざす医療・生活支援について、86%が「十分に」〜「かなり」当
事者・家族の期待に応える」と回答。
ACTの良さ・魅力については、「生活の場に訪問して」・「多職種の専門家
が」・「その人らしく生活できるよう」・「上から目線でなく」の特徴が
それぞれ60%以上から選ばれた。
ACTへの期待については、「長期の引きこもりへの対応」(61%)、「親
亡き後の支援」(47%)、「家族への助言や精神面のケア」(3
9%)、「受診忌避・服薬忌避への対応」(34%)、「就労前後の支
援」(34%)が高い。
ACTの普及については、「精神科医療・福祉・行政等の関係者への働きか
け」(74%)、「医療制度や福祉制度の整備を求める」(63%)、
「志を持った専門職を探す」(58%)、「ACTの良さや必要性を当事者・
家族に知らせる」(53%)の順で選択された。
講演会全体としての感想は、89%が「大変よかった」〜「よかった」を
選択。 |